2017年3月9日木曜日

薬剤師>>>>学位

先々週のうちに4社の調剤薬局の面接を受けた。

今週になって、その結果が分かり、4社ともに内定を頂いた。
しかも、それなりに評価されているようだ。
実務経験が全くない中年の何を評価したのかは分からないが有り難いことだ。

このよう結果になると、本当に学位の価値とはなんなのかと改めて考えてしまう。
(もしかしたら、今回の面接において学位についても評価されているかもしれないが…)

話は変わるが、アカデミアでは、男女共同参画の推進が結構前から行われており、(表面上は)男女差というものは無い。むしろ女性限定公募があるくらいだ。
しかし、今回の面接にあたって、ある面接官の方から、男と女では職務上の扱いに差があるの当たり前、また、有給や育児休暇についても出世したいなら取らないほうが良い、という話をあからさまにすることに驚きを禁じ得なかった。

時代錯誤に感じられるのだが、こういう考えが社会の一般的なものなのだろうか?

何にせよ、今回内定を頂いた中から待遇などを考慮して就職先を決めることにする。


2017年2月22日水曜日

面接 調剤薬局

先日の薬剤師エージェントがセッティングしてくれた調剤薬局(ドラッグストア系)の面接に行ってきた。

エージェントの話によると、面接は1回のみで、来週には結果が分かるとのこと。
通常の場合では面接2回だと思うのだが、これはエージェントを介しているからなのかは不明。

面接は、1対1で、相手は人事本部のマネージャー。
驚いたことにお茶でた。
内容は、最初に会社について一通り受けて、就業した場合の一般的な待遇についても教えてもらう。その後に、こちらの疑問点についていくつか答えてもらった。
その後は面接官の方から、志望動機や現職、職歴などについて質問を受ける。
また、年収、勤務時間帯、店舗などの待遇面についての聞かれた。
最後は入り口まで送ってもらい、今までの面接とは随分対応が違う感じだ。

その日のうちにエージェントから連絡があり、面接官の方は気に入ってくれたようで、働きたいという必死さ、切迫感が伝わったとのこと。
ただ、実務経験が全くない点が懸念材料らしいが、こればかりはどうしようもない。
最終的には、面接官の評価をもとに決定されるらしい。

果報は寝て待てか。

面接はこの後もいくつかこなす予定。

2017年2月18日土曜日

新・農業人フェア

迷走している。

就活を始めるにあたって、その選択肢の一つとして農業も考えていた。
実際に就農するにあたって、どうするのか、どうなるのかという点は全く分からなかったので(分からないことばかりだ)、ネットで探したところ見つかったのがこれ。

新・農業人フェア

ということで、とりあえず行ってきた。











結構、人が来ていて、いろんな役場やJAのブースが100ぐらいあって、何をしたらいいのかもわからない。

たまたま、話しかけてきた山形の任意団体の方に、いろいろ話を聞くことができた。
現状、独立を目指して就農する場合は、1年から2年間は研修をする。これはどこかの農家に受け入れてもらい、その人のやっていることを同じようにやっていく。その中で地域内の人脈や自治体との繋がりをつくり、独立する。
この研修期間は国から年間150万の支援があり、あとはその自治体やJAによって住居支援だったり、光熱費支援だったりがあるようだ。
独立したのちは、所得が350万以下くらいまでは最長5年間同様に国から150万の支援があるようで、その間に軌道に乗せましょうということのようだ。
また、雪が積もるような地域では、冬は別の仕事をやったりする(スキー場の手伝い等)こともあるとか。

ついでに自分の出身県の話も聞いてきたが、だいたい上記と同じ感じで、やり始めてしまえば何とかなるし、いまなら支援が充実しているとのこと。

要するに、とにかく農業をやる!と腹をくくる。次にどこで始めるか?で、何を作るのか?ということを最低限決める必要がある。
そこさえ決まってしまえば、なんとかなるらしい…

正直、そこまで真剣に就農を考えていないので、今すぐ農業だってことになならないけれど、こういう選択肢もあることを知ることができたのは収穫だった。

あ、そういえば、国からの年間150万円は45歳以下が条件なので、本当に就農するなら早めに決断する必要がある。

2017年2月13日月曜日

転職エージェントとの接触

リクナビNEXT経由で転職エージェントからの連絡があり、電話面談をすることになった。

少々緊張しながら電話に出てみると、どうやら自分が薬剤師を持っていることに目を付けたようで、薬剤師向けのエージェント会社に紹介すると言ってきた。要するにそちらに丸投げして上前を撥ねようってことのようだ。

これまでの活動で、世の中の厳しさをわかり始めてきたので、そちらの話に乗ってみることにした。

で、このエージェントとの面談は早々に終了し、薬系エージェントと電話面談をすることに。

薬剤師といっても、どのような職種があるかはよくわかっていなかったので、ついでにいろいろと聞いてみると、主に以下の様らしい。
・治験コーディネーター    中途採用は少ない
・MR              営業、薬剤師でなくても良い
・DI業務           医薬品情報管理 給与は低め
・ドラッグストア       給与はそこそこ良い
・調剤薬局          給与はそこそこ
まあ、その会社が取り扱ってる求人なのだろうけど。
この中で、調剤薬局に絞って、未経験かつ中途採用で、給与がそこそこのものを紹介してもらうことにした。

今後は面接を受けていくことになるだろうが、正直まだ調剤薬剤師で、っていう心構えができていないが、これも自身の取り得る選択肢の一つであるのは確かだ。

他の業種も探しながらではあるが、薬剤師の道も探っていくことにしよう。

2017年2月11日土曜日

転職サイトの利用

先日の面接後に、転職サイトを物色して転職エージェントサービスを利用してみることにした。

問題は、自身がどういう仕事をしたいのか、という点が明確になっていないこと。そのため。希望業種・職種があいまいで、教育関連、研究関連、もしくは業界・職種未経験歓迎をなんとなく選択して登録してみた。

アカリクAGENT
最初に目に留まったので、登録してみた。
サイトには
「アカリクAGENT」は院卒者(理系・文系)・エンジニアスペシャリスト専門の転職サービスサイトです。
とあるので、ポスドクなんかを対象にしているだろうと思い、登録してみた。
が、自身の職歴を記入する際の選択肢に、アカデミックの研究を行っていた人が選択できるような選択肢は存在せず、なんだか怪しい感じが。

その日のうちに以下のメールが送られてきた。
各方面で、希望勤務地や希望職種が叶えられそうな求人を
お探ししたのですが、現時点では見つけることが
出来ておりません。
大変申し訳ありません。
RECRUIT AGENT
いわずと知れた、最大手。
ここの職歴欄も、アカデミックの研究についての選択肢が無い。要するに、そういった職歴は基本的に考慮されないのだ、ということに気づき始めた。

RECRUIT AGENTはリクナビNEXTに自動的に?登録されるようで、リクナビNEXTからの求人情報は送られてくるようになった。また、リクナビNEXT経由で転職エージェントの会社から、お世話します、というようなオファーが届いた。
転職エージェントサービスを受けたいと思っていたので、このオファーを受けて、エージェントと面談することにした。

本家のRECRUIT AGENTからは3日後くらいに以下のメールが送られてきた。
お申し込み時にいただきました情報をもとに求人をお探しいたしましたが、
現時点ではご紹介が難しい状況でございます。
そのため、直接お会いしての面談のご案内は差し控えさせていただいております。
また、リクナビNEXTからの求人情報は大体こんな感じなものが届く。
 塾の講師
 バイオ系技術職の派遣会社
 建築系の派遣会社
 建築系の営業

上記二つは自身の登録情報から選択されているようだ。下記二つは誰でもいいので、人手が欲しいといったところか。

エンエージェント
ここにも登録してみた。
上記同様、アカデミック研究の職歴は選択肢に無い。

そして3日後に以下のメールが届く。
ご登録いただいた情報をもとに、求人案件を確認させていただきましたが、
現在取り扱いの案件の中には、該当しそうな案件がございませんでした。
うん、解ってました。

ということで、これまでの自分のアカデミアでの職歴・経験なんてものは何の役にも立たないのだ、ということがハッキリしてきた。
(一部の専門的な分野では役に立ちそうだが、こういうサービスでは活かせない。)

幸いにも関心を持ってくれたエージェントが見つかったので、面談を受けて考えてみるしかない。

2017年2月7日火曜日

面接?就職相談?

先日JREC-INから応募した企業へと面接に行ってきた。

面接は、会議室のようなところで机と椅子があり、相手方が2名と自分という感じでスタート。

最初に今の仕事についてと、志望動機を聞かれたあとに、どうして就職活動をしているのか、という現在の状況について聞かれ、これまでの就職活動についても聞かれた。
また、就職活動をどうやっているのか?誰かに相談したり、サポートしてもらっているのか?ポスドクを対象にしたサービスを利用してないのかなどを聞かれた。

わりとフランクな感じで、色々話をして、どうやら中途で他業種などから採用する場合は、かなり強い決意やモチベーションがないと、下積み期間から脱却することが難しいし、過去の業績を捨て去って、新たな気持ちで取り組む必要があると言われ、今の状態ではそのあたりの決意がよく見えないとのこと。
確かに、どうしてもこの会社でなけば!という考えは持っていなかったのは事実。

待遇というか給料について聞いたところ、割りと控えめな要望を言ったつもりだったが、その給料を払ってもよいという能力を証明する必要があり、少なくとも数年はかかる、と言われた。

薬剤師をもっているので、なぜそちらで働かないのか?という話になり、いくつか理由を述べたが、突っ込まれる部分もあって、まだまだ自己分析が足らないと再認識した。

結局、面接の次の段階に行ってよいのか?という決断は相手ではなく自分に任せられることになった。
面接官の一人の方からは、今回は民間企業の1社目であるし、もっといろいろな選択肢があるはずなので、それらをよく吟味して、その後によろしければもう一度応募してほしい、という意見を頂いた。

そう言われると、そうなのかと思ってしまうのは良いのか悪いのかわからないが、確固たる決意が無かったのも事実で、結果として、考えさせてくださいと返答し面接は終了した。

いよいよエージェントに登録する必要がある。

2017年2月2日木曜日

学位の価値は?

某学会から公募情報が来たので、見ていたが、アカデミアの実態というか現状の酷さが改めてよくわかった。

公募内容は特任助教で、任期性、年度更新で最長4年という最近良くあるもの。
もう少し内容を見てみると、
応募資格   (1) 博士の学位を有する方。平成28年度中に博士取得見込みの方も含む。
就業時間   8:30~17:15(月曜日~金曜日)を基本とする裁量労働制とする。
給与     税金及び福利厚生費(雇用保険料、共済組合掛金)の自己負担分を控除する。 基本年俸300万円~330万円の範囲で業績に応じて決定する。
手当     期末・勤勉手当の支給はなし。
退職手当   なし。
となっている。

学位が必須条件なのだが、それで就職できて年俸300万円、ボーナス・退職金無し、4年後には晴れて失職、という条件だ。
こんなの、学位の価値はなんにもありません、と大学自体が言っているようなものだ。
酷い内容だが、こんな公募は溢れている。研究をどうしてもやりたい、という個人の熱意にのみ依存しているこの現状。

どうにかしないと、どんどん人材は居なくなってしまうのは明らかだ。

大学院の無料化などの話題がでているが、それよりも、学位を取ったあとの待遇やキャリアをどうにかしたほうが良い。