特許庁の任期付き審査官補の試験を受けることにした。
で、勉強をしなければならないのだが、出題範囲が漠然としている。
特許庁のHPを見ると
<多肢選択式>大学卒業程度の知能・専門技術の知識についての筆記試験。各1時間30分で実施。
- 教養 大学卒業程度の知能についての筆記試験。社会、人文及び自然に関する一般知識、数理処理(数的理解、判断推理、資料解釈、空間把握)及び文章理解から40題。
<論文式>専門技術の知識に加え、論理構成力、及び起案能力についての筆記試験。一般時事を30分、専門技術を2時間で実施。
- 専門 大学卒業程度の専門技術の知識についての筆記試験。土木、建築、機械、化学、電気の5試験区分のうち受験者のあらかじめ選択する1区分、30題。
- 一般時事 複数題から1題選択。600から800文字。
- 専門技術 専門技術論文(800から1000文字を2題)について、複数題から選択。以下の5試験区分のうち受験者が試験当日に選択する1区分について解答。
- 区分ア 物理・計測・分析(診断装置を含む)・光学(光学材料を含む)
- 区分イ 建築・土木・資源・農林水産・アミューズメント
- 区分ウ 機械(材料力学を含む)・制御・航空
- 区分エ 化学(バイオテクノロジー、薬学、材料(素材)を含む)
- 区分オ 電気・電子(半導体を含む)・情報・通信
となっていて、多肢選択式(マークシート)の専門区分では化学が自分の対応できる範囲となる。
さらに詳しく見ると、化学の出題範囲は
数学・物理、物理化学、分析化学、無機化学・無機工業化学、有機化学・有機工業化学、化学工学となっている。
教養については、地方公務員の試験から、対策は取らないことにし、限られた時間は専門の勉強と論述の訓練に充てることにした。
化学について、ネットで検索した限りでは、ぴったいりマッチする参考書などの情報は見つからなかったが、公務員試験はとにかく過去問をやるのが定石らしいとわかった。
そこで、技術系 スーパー過去問ゼミ 化学 という過去問集を購入。
こいつをこつこつやり始めたのだが、物理、特に熱力学がさっぱりわからない。
もともと物理が苦手で生物とってたのだから当たり前か。
この過去問集には要点が整理して書かれているが、整理されすぎていて説明が端折られており理解が追い付かない。
過去問集を1周やったところで、熱力学と無機化学については別の参考書を使ってさらに勉強し、過去問をもう1周やった。
論述問題は特許庁のHPで過去問が3年分公開されていたので、それを見ながら、問題の傾向をつかむとともに、一般時事については30分で書き上げられるように5,6回時間を図りながら実際に論文を書いてみた。
ということをだいたい1か月半くらいかけてやり、本番に挑むことにした。
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